過去と現在
昔は、男女分業が当たり前で、「女性は戦力にならない」「男性が家計を支える」と行った考え方が当たり前だった。
もちろん寿退社や男性用のトイレにおむつ替えスペースなどはなかった。
現在は、男性は「父親になる」だけでは済まず、「父親をする=Fathering」が必要。
男性の家庭力
男性が家事育児をするということは、女性が働きやすくなるということ。
つまり、女性もキャリアを考えることができるため、結果家庭収入が伸びることになる。
それに伴い、男性も家庭力が求められる。
最近の父親の悩みとして、
育児時間が取れない、子供との向き合い方がわからない、妻との関係がわからないことからくる
「ホーム」の「アウェー」化が起こっている。
男性の育児
男性が育休を取ることは、企業にもメリットがある。
人が抜けるということは、そこを穴埋めする人が必要になる。
その穴を埋めるために、下の人が成長をする。全体的にレベルアップができることになる。
働き方改革の考え方 働き方改革とは、仕事の時間について考えるといった働かせ方改革ではない。
個人の「生き方改革」である。
その人の生き方を改革するために、ワークについてもどのように時間を使うかを考えなくてはいけない、という問題。
そのためには、働く側も成長して企業に貢献していく必要がある。
全体としては「できない理由を考えるのではなく、どうすればできるかを考える」といった課題である。
どうすれば、個人の生き方を尊重できるか、その人にあったワークスタイルを当てはめられるか、
個人もどのように働けば、貢献できるかを考えないといけない。
企業と労働者の関係
「終身雇用で忠誠心を持ってなんでも会社のいうとおり」というのはこれまでの働き方。
現在は会社が個人を「支援」し、個人は会社に「貢献」する。
まとめ(個人的感想)
企業としても、個人に対して何ができるのかを考えないといけない時代、つまりその個々人に対しての対応が求められるため、これまでのみんなで同じ方向を向いて成果をあげるというよりは、その人に合った成果を出せる環境を整えることが必要になる。これまでよりも相互関係を深くしていかないと難しい課題なのではないかと思った。働き方改革を時間短縮と考え、コミュニケーションをおろそかにしてしまうと、間違った方向に行きかねないと思う。
個人としては、自分にどういう力があり、何を求められているのかを把握すると同時に、自分がどういう方向に進んでいきたいのかを自身で主張する必要性があると感じた。これまでの生活で親や先生のいうとおりするといった、レールに乗った方針では、なかなか難しいのでは?意識の改革が必要な気がする。この意識の改革を自分で行える人は良いが、できない人も多数ではないかと思う。そのため、初期(この「支援と貢献」という考え方が広まるまで)は企業にその意識改革の社員教育が必要になるかもしれない。
パパラフ
子育て中に笑っているパパが増えること それを目指して日々活動しています 主に、久留米市周辺で、月に一回程度パパ達を集めた座談会を開いています 日々模索しながら活動しているため 今月の座談会会場や時間などの詳細は、facebookのページでご確認ください
0コメント